編集長のひとりごと

限られた時間の中で。
依然、収束が見えないコロナ禍。中学の新人戦については、県大会までは行われたがその先の東海大会は中止。県大会すら行われなかった競技もあった。目標設定が難しくなっているが、一日一日を積み上げるほかない。観客制限も引き続きかけられており、子供たち…

チームの潤滑油。
新チームとなり挑んだ新人戦がほとんどの競技で終わり、オフシーズンを迎える。いまだに猛威を振るうコロナ禍の中、多くの競技で大会が行われたことは嬉しいし、開催してくれた団体各所にはお礼を述べたい。入場制限がある競技も多く、当然のことながら普段に…

成長のタイミング。
中学では、新人戦地区大会が終わり、本誌発行時点では、多くの競技で西部大会が行われている。地区大会を見る限り、多くの競技で勢力図が変わった年だったように感じる。部活動の活動時間がある程度均一化されたことにより、競技力において、特にこの新人戦で…

自ら考え、行動する力。
今回号は『2020中体連総括』と題し、中学3年生にとって“中学最後の夏”となる夏季大会の模様を特集した。例年であれば、県大会、東海大会、そして全国大会での結果も総括するのだが、今回は多くの競技で浜松地区大会のみの開催。ほとんどの競技で決勝戦…

父兄にとっての最後の夏。
静岡県では代替大会が開催される運びとなった。ただ、9イニング制で行われるべき試合は7イニング制になり、20名だったベンチ入り選手数は25名でとなった。父兄のスタンド観戦は5名まで。入れ替えは可能だが、待機場所が限られる。どうやら各々が指定さ…

マイナス発想を“プラス”に。
一斉休校から二週間、遂に学校が始まった。この間の取材は全てが延期となったため、今回号はいつもよりも少しページ数が減った。まあまあ長いこと生きているが、こんなことは初めて。連日の報道を見れば悲観的になりがちだが、こればっかりはしょうがない。正…

”考える“こと。
今回は、『HSKcup(浜松スポーツ交流杯)』の夜の部として行われたパネルディスカッションについて触れたい。ファシリテーターという大役を受け、4名の識者(顔ぶれについては記事内にて)にさまざまな質問をさせていただいた。議題は「いいチーム、い…

“目標”と“目的”。
中学の新人戦地区大会、西部大会も終わり、競技によっては秋季大会が行われている。先日、野球の秋季大会を見学に行ったのだが、そこで気になることがあった。試合は最終回裏ワンアウトランナー2塁。守備についているチームが2点をリードする状況。…

成長するための“鍵”。
今回号は『2019中体連総括。』と題して、この夏の夏季大会の結果を掲載した。今年はサッカーやバスケットボール、卓球にくわえ、バレーボール、野球、ソフトテニスと、多くの団体競技で浜松勢が躍動した。子供たちが一生懸命取り組んだ証であることはもち…

サッカーの“正体”。
スポーツは大きく分けて4種類に分類されるらしい。ひとつ目は「演技系」。練習通りに実践する力が問われる競技で、自身のイメージ通りに身体を動かす能力が求められる。フィギュアや体操などがこれにあたり、メンタルが勝敗を左右する。ふたつ目は「対戦系」…

“まぐれ”と“奇跡”。
中体連夏季大会もほとんどの競技で予選が終わり、本誌が発行される頃には県大会が始まっている。例年、猛暑の中行われていた大会だが、今年は曇天もしくは雨天の中で開催されることが多く、夏季大会というよりも梅雨大会と言ったほうが相応しいと思えるような…

最後の夏の過ごし方。
今年もこの季節がやってきた。早いもので息子が“最後の夏”を終えてから二年が経った。思えば実に“あっという間”の三年間だった。最初に迎えた夏はまだお客さんという雰囲気の中行われた。彼はユニフォームを着てスタンドにいるものの、そのユニフ…

部活動改革についての雑感。
ゴールデンウィークも終わり、ほとんどの部活動で本入部となった。今年から「部活動の自由化」に踏み切った中学校も多く、「部活に入らない」というのも選択肢のひとつとなった。「部活動の時間短縮」の本格稼働については秋口からと聞いているが、すでに採用…