第10回 なでしこカップ

最後の大会は、
 有玉が3位入賞。

第10回 なでしこカップ

平成29年1月8日と9日の二日間にわたって、浜松アリーナをメイン会場に、『第10回なでしこカップ』が開催された。

これは、浜松江南ジュニアバスケットボール少年団と、浅間ドルフィンズ、有玉ミニバスケットボール少年団曳馬ミニバスケットボールクラブの4チームが共催する大会。

元々は、各チームが同時期に招待試合を行っていたのだが、「より多くのチームと交流するため」に、ひとつにまとめて規模を拡大。

この4チームにくわえ、大会に出場するのは、浜松葵フェニックス湖西ミニバスケットボール少年団、引佐ミニバスケットボール少年団、浜北グリーンキッズ、相生飯田ファルコンズ、浜松蒲ミニバスケットボール少年団、新津ファイティングビーズの浜松地区の7チームと、『パナホーム静岡カップ』で県大会優勝を果たした清水町キングフィッシャー、東海大会へ出場している箕田ミニバスケットボールクラブ女子(三重県)など、県内外の強豪をくわえた全26チーム。

この大会は、「中学への準備」としての側面もあるため、通常のミニバスにはない“3ポイントシュート”も解禁。

「中学でもバスケットボールを続けて欲しい」という、主催者の想いが伝わってくる。

大会の運営には、中学生も参加。卒団生として後輩たちの活躍をサポートする一方、中学の部活動の不安を聞いてあげる、相談役の役割も担っている。

大会1日目には、8つのブロックに分かれて予選を行い、各リーグの1位が、大会2日目に行われる決勝トーナメントへと進む。

浜松からベスト8まで駒を進めたのは、有玉と湖西、葵の3チーム。

葵が準々決勝で対戦したのは、“山梨の強豪”櫛形北ミニバスケットボール少年団。
葵は強豪相手に善戦するも敗れ、準決勝進出ならず。

湖西は、東海大会の初戦で対戦し勝利した、三重の箕田。勝利が期待された試合だったが、リベンジに燃える箕田の闘志が優り、湖西は接戦の末敗れ、大会を去った。

そんな中、有玉が善戦。
準々決勝で入江ミニバスケットボールクラブ(静岡)を下し、準決勝へと進出。
続く準決勝の相手は、“県王者”の清水町。懸命に走り勝利を目指したが、最後は押し切られ惜敗。決勝進出はならなかった。3位決定戦へと回った有玉は、ここで葵を破った櫛形北と対戦し、見事勝利。
小学校最後の、強豪ひしめく大会で、3位という好成績を挙げた。

主催4チームを中心に多くのチームが参加し、さまざまなチームと交流を図ってきた『なでしこカップ』は今回をもって終焉を迎えた。

その10年という歴史の中には、さまざまなドラマがあり、多くの子供たちの成長があった。その影には多くのスタッフの皆さんのご苦労もあったことだろう。指導者を始め、保護者、卒団生、地域の企業の皆さんが協力することで、子供たちが夢を抱き、プレーすることができたのだ。

大会が終わってしまうことは非常に残念ではある。

しかし、ミニバスが地域からなくなるわけではない。これからは卒団生や地域の皆さんが違うカタチで子供たちをサポートしていくことだろう。

子供たちの“輝き”は、地域の皆さんのサポートがあってこそ。

この大会で培った経験は、この地域のミニバスケットボール界を、より一層盛り上げてくれることだろう。浜松のバスケットボールの灯火は、地域の皆さんが支えている。

第10回 なでしこカップ

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