編集長のひとりごと

写真撮影に
 ついての雑感

今回は、試合での“写真撮影”についての雑感。

先日、ある記事を見ていたら、「試合中の父兄による撮影禁止」という見出しに目が留まった。

読み進めると、「柵を乗り越えてベンチの上で写真を撮っている」、「練習試合中、グランドの中に入ってきたと思ったら、自分の子供ばかりを撮っている」、「多くの親がカメラを持参し、試合そっちのけで自分の子供を追っている」というような内容だった。恐らく“マナー違反”が問題なのだろうが、「その気持ちはわからないでもない」とも思った。

さらに読み進めると、具体的に問題提起がなされていた。

試合をしている子供を写真や映像に残したいと思うことは、ほとんどの親が抱く感情。しかしながらこの場合、写真が撮れるのはレギュラーの親のみ。裏方の子供たちの親は写真を撮ることができない。
純粋にチームを応援するために会場を訪れた裏方の親が目にするのは、レギュラー陣の親がはしゃぎながら自分の子供を撮影する場面。そんな場面に遭遇すれば不満が吹き出してもおかしくはない。

結果、父母会の中に亀裂が起こる。

気付けば派閥ができ、父母会はぐちゃぐちゃ。家庭で親が、他の親に対する不満を口にし出す。
それを聞いていた子供は、その不満を自らのモノとし、部活へと持ち込む。結果、チームは崩壊へと進む。これこそが最終的な問題。親同士のいざこざは必ず子供たちを巻き込むのだという。

まさに“共感”。

ここでは撮影が発端となるケースをクローズアップしていたが、撮影はあくまで要素のひとつ。撮影自体が問題ではない。父母会に亀裂が起こることこそが、“危険”だと警告しているのだ。

亀裂の原因はただひとつ。我が子かわいさゆえの親のエゴ。

レギュラーの親が舞い上がれば、チームは崩壊の一途を辿る。チームスポーツである限り、チーム内にレギュラーと裏方が存在する。レギュラーの親がするべきことは裏方の親への配慮。チームのために親がすべき最低限のことがこれである。「子は親を映す鏡」であるとともに、「親は子を映す鏡」。子供のことをどうこう言う前に、親としての立ち振る舞いを見つめ直したいものである。

父母会としては、先輩の親の在り方も重要となる。

大事なことは、みんなが来やすい環境が作れているかどうか。試合を観に来ているのだからダラダラと話す必要はないが、後輩の親にも一言二言、声を掛けてあげて欲しい。そんな声掛けに随分救われ、「来てもいいんだ」と思えた経験がある。先輩の親の声は父母会における“潤滑油”なのだと思う。

そして写真撮影について。親からすると「撮影禁止」はツラい。頑張った証としての、写真や映像は残しておきたい。では、どうすれば円満に撮影が行えるか。担当をつくり、その人に子供たちみんなの撮影を任せるのはどうだろう。相応しい人格の持ち主に担当してもらい、その趣旨を監督に話してみてはどうだろう。大会だけではなく、紅白戦や練習試合など、多くの子供たちが出場しそうな場面でたくさん写真を撮ってもらう。もちろん、それに相応しい人がチームにいなければどうしようもないのだが、上手くいきそうな気がする。

とにかく大事なことは、“全ての子が自分の子”という想い。これに尽きる。




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