赤佐ヤングス
 全国三位の軌跡

高円宮賜杯 第34回全日本学童軟式野球大会

浜北区を中心に活動をしている少年野球チーム『赤佐ヤングス』は、今年で結成40年を迎える県内屈指の“強豪”チームだ。

これまで15度の県大会優勝経験があるものの、“唯一”の全国大会となる「高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会」への出場は19年ぶり二度目。前回は初戦で涙を飲んだ。

全国大会は、平成27年8月6日から、明治神宮球場などで行われた。

一回戦の対戦相手は、宮城代表の栗生スポーツ少年団。
大事な初戦の先発を任されたのは西尾太一くん。ヤングスは初回に先制点を奪うと、四回にも追加点を挙げ2点をリードすると、このまま逃げ切り“全国初勝利”。西尾くんは4安打完封と好投した。

翌日行われた二回戦の相手は、鳥取代表の岸本八郷スポーツ少年団野球部。
この試合の先発は松野蒼汰くん。試合は両投手が好投し、四回が終わって0対0。緊迫の投手戦となった。5回の裏、ヤングスがチャンスを迎えると、この回に2点を先制。その後は、松野くんが相手に付け入るスキを与えず、2対0で勝利。二試合連続での完封勝利となった。

三回戦は優勝候補の一角、福岡代表の高取少年野球クラブと対戦。
会場は明治神宮球場。この試合では満を持して、エース左腕の座馬礼央くんが先発。初回に1点を奪われるも粘りのピッチングで追加点を許さない。すると攻撃陣が奮起し、三回に同点に、続く四回には、野末渓司くん、座馬くんのタイムリーヒットで3点を挙げ、逆転に成功した。だが三度目の全国大会出場となる高取も粘りを見せ、小刻みに得点を重ねると、最終回に同点に追いつかれた。七回が終わって4対4。試合は、ノーアウト満塁から始まる「タイブレーク」に突入した。ここでヤングスは、前日に完封した松野くんをマウンドへ送る。松野くんが気合いの投球で相手の攻撃を0点に抑えると、その裏、相手投手のまさかの暴投で“サヨナラ勝ち”。ベスト8進出が決まった。

準々決勝の相手は、前年度王者、愛媛代表の和気軟式野球クラブ。
試合は、相手に2点のリードを許す苦しい展開となったが、6回裏に満塁のチャンスをつくると、伊藤駿くんのレフト前ヒットで二者が生還し同点に追いつく。そして七回裏。ワンアウトながら一、二塁のチャンスでバッターボックスには松野くん。強振した打球は左中間を抜け、二試合連続での“サヨナラ勝ち”。脅威の粘りを見せ、ベスト4をたぐり寄せた。

準決勝では、最多4度の全国優勝を誇る長曽根ストロングスに敗れたものの、見事「全国三位」に輝いた。

赤佐ヤングスの佐藤監督は今年のチームをこう評した。
「今年の子たちはとにかく“素直”。言われたことをすぐに実践しようとする。その中で少しずつ成功体験を繰り返し、粘り強く、負けないチームになった」

8月末現在、今年のチームは春先に選抜大会で一敗しただけで、県内では無敵の状況。その強さの秘密は、地域の皆さんの支えはもちろんだが、『素直さ、謙虚さ、朗らかさ』を併せ持つ子供たちの人柄にあるのかもしれない。目指すは、4つの県大会の優勝チームで県王者を争う『静岡県学童軟式野球選手権大会』(11月23日)での優勝。今後も彼らの活躍から目が離せない。

赤佐ヤングス

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