編集長のひとりごと

限られた時間の中で。

依然、収束が見えないコロナ禍。中学の新人戦については、県大会までは行われたがその先の東海大会は中止。県大会すら行われなかった競技もあった。目標設定が難しくなっているが、一日一日を積み上げるほかない。観客制限も引き続きかけられており、子供たちの頑張る姿をなかなか観ることができない親御さんも多い。「部活動は親子の信頼関係が深まる一因」と思っている身としては、多少心配な面もある。そして新人戦の終幕は、“チームが変貌する”オフシーズンの到来を意味する。

オフシーズンとはいえ、部活動ガイドラインにより、活動できる時間は限られている。「いかに効率的に練習するか」がチーム力アップの鍵となる。以前のオフといえば“走り込み”がメニューの中心であった。体力強化はもちろんだが、「これだけやったから」というメンタル的な要素も強かったように思う。それまでは目立っていなかった子がオフシーズンの頑張りを認められ、夏に活躍した子も多く目にしてきた。一見すると理不尽とも思える練習もあるが、それを乗り越えて生まれる団結力がチームを変貌されることも多々あった。ただ時間が限られているとなるとやり方を変えるほかない。練習にも、時間を意識した“工夫”が求められる。

これまでは指導者の経験則からメニューが組まれることが多く、一部では時代錯誤とも思える練習を課することもあったようだが、今は情報社会。ユーチューブを始め、さまざまなメディアから最新の指導方法や練習内容が手に入るようになった。もちろん情報過多で混乱を招くケースもあるだろうが、これを有効に活用しない手はない。

例えば、指導者が選んだ動画を選手全員が視聴するようにするのもひとつ。限られた時間の中で、一人ひとりに寄り添って指導をするのには無理がある。そこで考え方が近い人が載せている動画を各々に観せれば指導効率は格段と上がる。繰り返し視聴できるのもいい。ここ浜松でもミーティング代わりにSNSを使って意思統一を図るチームがあったり、欠点を確認するため、練習時にフォームを映像で見せるチームもある。ともに知っているのは高校のチームだが、今の時代であれば、少年団や中学の部活動でも取り入れることは可能ではないだろうか。

指導者も、親も、さらにはやっている本人も、意外と技術が向上したことに気付いていないことも多い。これも例えばだが、定期的に個々にプレーを動画で撮り、今と昔を比べてみてもいいかもしれない。投げることひとつとっても半年で大きく変わっているだろうし、自身の成長も実感できる。何よりも“自身で考える”きっかけになるはずである。ビフォーアフターではないが、入団時にピッチングフォーム、バッティングフォームを映像に収め、最上級生の時に再び同じ映像を撮る。そこにはきっと全く違う自分がいるはず。それを卒団式に渡す少年団があってもいいかもしれない。努力の証として。

時間だけは全ての人に平等に与えられている。その時間をどう使うかを考えることは、すなわち、人生を考えることになる。できない理由を探すよりも、やれる方法を考えた方が人生は楽しい。新しいやり方を取り入れるタイミングは“今”だ。

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