聖隷クリストファー中・高等学校

聖隷クリストファーについて

聖隷クリストファー中・高等学校

2019年度がスタートしました。平成最後の中学入学生、11期生53名が4月6日に入学し、元気に通学しています。4月8日からの週は、一週間掛けて生活や授業などの各種オリエンテーションが行われ、新入生は緊張しながらも、新しい仲間達と一緒に新しいことを色々学びました。そのうちの1つとして、聖隷歴史資料館の方にお願いし、聖隷の歴史について学ぶ時間が設けられました。先日、全新入生に渡された『夜も昼のように輝く』という聖隷の歴史が納められた本にも目を通してきた生徒がいましたが、今回のオリエンテーションでは、様々な映像とお話しを聞き、聖隷の歴史・学校法人聖隷学園の歴史と、今日までの歩みについて知り、今後の聖隷について考える機会となりました。

聖隷クリストファー中・高等学校

 

聖隷クリストファー中・高等学校聖隷の歴史は、1923年に長谷川 保が神様の啓示を受けてキリスト教の洗礼を受けたことから始まりました。1926年には、教会の若者達とともに「聖隷社」を立ち上げて事業を始めました。「聖隷」という言葉は、「弟子の足を洗ったキリストのように、神の御心に従い、人々に仕えたい」という気持ちを持って、造られた言葉です。「聖隷」という言葉が生まれてから、今年で93年、ということになります。

その後、同志の合宿所であった「愛耕園」を改造し、病に苦しむ教会の仲間の世話をするようになりました。そこに、1930年、重い結核を患った桑原という青年が、父親と一緒に来訪しました。当時、結核といえば「不治の病」。伝染病でもあることから、受け入れ先を求めて、やってきたのです。桑原親子の訴えに、長谷川たちは、彼の受け入れを決め、面倒を見るようになりました。長谷川たちは、現在も聖隷の精神として掲げている、「自分のように、あなたの隣人を愛しなさい」という聖書の教えを実践し、無償で桑原青年のような重症の結核患者を以降も受け入れ、共に生活をしていきます。

結核患者を複数受け入れていた聖隷に、周辺住人の反応は非常に厳しいものであったようです。そんな中、長谷川たちは様々な場所を移動しながら、そして支持をしてくださる支援者の助けを借りながら、患者さん達の世話を続けました。患者さんの数が増えるにつれ、生活は貧窮し、患者さんの食事の余りを煮返して職員が食べ、また、亡くなった患者さんの衣服を職員が着用するような日々だったそうです。

1934年、賀川豊彦主宰の「イエスの友会」全国大会において、長谷川たちの療養所の窮状を訴え、新しい土地獲得のための「一坪献金運動」が決議され、全国より2,650円の献金が集められ、1936年に、それを資金に、浜名郡三方原村に2万1000坪(約7ha)の県有林の払い下げを受けることになります。同時期には、聖隷の活動に心動かされた方々から、建物の寄贈や寄付を数多く受けました。三方原に療養所を移すにあたり、療養所を「聖隷保養農園」と名付け、周辺の農場の開墾にも着手しました。

順調にことが運んでいるように思われた1937年、雑誌掲載を介して「聖隷保養農園」が結核患者の療養施設と世間に知られることとなり、周辺住民の反対運動が再び湧き起こると同時に、記事を読んだ全国から重症の結核患者が「聖隷保養農園」に助けを求めて殺到したのです。

1935年頃からは、国の結核予防対策の大きな転換を受け、「社会事業」の認可を受けましたが、結核への脅威は大きく(当時の死亡原因1位、死亡総数の40%)、迫害は一層激化するばかり。聖隷の経営は最悪の事態を迎えました。いよいよ困窮に追い込まれ1939年12月24日、長谷川保夫妻は「もうこれ以上は無理だ」と、療養所の閉鎖を心に決め、夜通し神様にお祈りをしたそうです。

そんな彼らに、神様から救いの手が伸べられました。夫妻が閉鎖を決めた次の日の朝、つまり12月25日クリスマスに、天皇陛下より「特別御下賜金(5,000円)」を受けたのです。当時は、白米2等(10kg)2円94銭、たばこ9銭、入浴料6銭の時代です。5,000円は、現在の価値で約2,500万円くらいでしょうか。その御下賜金を元に、聖隷は経営危機を脱出するとともに、長年にわたる迫害にも終止符が打たれることとなりました。

第二次世界大戦後からは、「日本の復興のためには教育が大切だ」と考え、教育事業も開始。そして現在では、こども園、中学校、高等学校、大学、大学院を展開するに至っています。更に2020年度には聖隷クリストファー小学校開設を控え、中・高等学校の敷地内に、小学校校舎の建設が目下進められています。

聖隷で働く人、学ぶ人の全ての人たちを、私達は「聖隷人」と呼んでいます。私達聖隷人は、先人達の熱い思い、「聖隷スピリット」を引き継いで、これからも「自分のように、あなたの隣人を愛しなさい」の精神を大切に、日々を送っていきます。まだまだ幼さの残る、中学11期生53名たちも、新人「聖隷人」としての日々を歩み始めました。「医者になりたい」「看護師になりたい」「恐竜博士になりたい」「ロボット開発者になりたい」「義肢技工士になりたい」「助産師になりたい」と、楽しげに夢を語ってくれる生徒たち。2019年度スタートの今、「令和」が始まろうとしている今、私達教職員も、聖隷スピリットを改めて胸に抱き、気を引き締め直していきます。

2019年度、「新しい聖隷」にご期待ください。

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