第1回 中部中学校・浜松開誠館中学校 野球定期戦

中学3年生にとって
 最後の試合。

第1回 中部中学校・浜松開誠館中学校 野球定期戦

中体連県大会の決勝戦が行われた平成30年7月30日。浜松球場にて、もうひとつの戦い『第1回 中部中学校・浜松開誠館中学校野球定期戦』が開催された。

これまではそれぞれのチームごとに『3年生お別れ試合』を行っていたが、「最後は夏季大会に出場できなかった3年生をメインに試合をやりたい」という3年生の声を反映し、浜松球場を確保して行われた。公立・私立の違いはあれども、ともに松城町にある中学校。小学校から顔見知りの選手が多く、同じソフトボールチームに所属していた選手もいる。定期戦のサブタイトルは『浜松城シリーズ』だ。

実はこの両チーム、夏季市内大会の2回戦で対戦しており、接戦の末、開誠館中が6対4で中部中を下し、そのままの勢いで開誠館中は県大会へ出場した。

この日は、父兄が最後の雄姿を見届けられるよう、18時半プレイボール。夏季大会に出場できなかった3年生がスタメンに名を連ねた。試合は9対5で開誠館中が勝利した。

試合後には個人賞の発表も行われ、最優秀選手には山田竜也くん(開誠館中)が、優秀選手には加藤大聖くん(中部中)が、敢闘賞には柴 政くん(開誠館中)と山下周人くん(中部中)が選ばれた。

野球である限り勝敗はつく。しかしこの日は、勝敗以外に大切なモノに触れた。

ひとつは、真剣な中にも楽しそうにプレーする子供たちの表情。ダブルプレーやホームのクロスプレーなど、キラリと光るプレーを多く見ることができた。これは、積み上げてきた練習の成果に他ならない。

もうひとつは、親御さんの懸命な応援。敵味方関係なく、好プレーに歓声を挙げ、子供たちに笑顔を送り続けた。これは、選手全員に愛情を注いできた証でもある。

今回主催の中部中野球部、櫻井父母会長兼外部コーチは、「球場にいた全員が、夏季大会に出られなかった3年生へ感謝する気持ちで溢れていて感動しました。両チームの選手、指導者、父母会は最高です」と労をねぎらった。

高校でも野球を続ける子もいるが、中学で野球を辞める子もいる。
その子たちにとって、この日はどういう日だっただろうか。

中学ではほとんど聞かない定期戦。
開催を工面した指導者や父母会、そしてこの日プレーした子たちにとって、最高の日になったのであれば、この上ない。
なお、第2回は開誠館中が主催で行われる予定。

第1回 中部中学校・浜松開誠館中学校 野球定期戦

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