編集長のひとりごと

子供たちの才能を育む
 大人であるべき。

今年もこの季節がやってきた。
今回号でも例年通り『列強列伝』と題し、注目チームとして、新人戦浜松地区大会の優勝チームを雑誌に、好成績を挙げたチームは随時web(ジュニアアスリート↓検索)で紹介する。
新人戦が行われたのは昨年の秋。半年以上も前の結果なので、現時点での勢力図とは異なるかもしれない。ただ、ひとつの成果の証としてこの時期に取り上げている。来年以降も続ける予定だ。

興味深いのは一部の競技を除いて、毎年掲載チームが変わること。
新たな才能が、さまざまな学校で芽吹いていることの証明でもある。

その才能を活かすのが指導者の役割と言えよう。

部活動では、この指導者の役割を顧問の先生が担う。専門的な先生もいれば、専門外の先生もいるが、多くの先生が、子供たちが目標を達成するための手助けとなる技術指導、メンタルケア、学校生活での指導など、さまざまな場面で子供が才能を開花させるためのサポートをしてくれている。

にも関わらず、不満を漏らす父兄が多く存在する。

ひとつは指導方法。
多くの指導者は、自身が選手時代に行った練習、戦術を取り入れ、子供たちに指導する。
しかしながら現代スポーツは日進月歩。指導方法をアップグレードしていかないと、適切な効果が上がらず不満の原因となる。毎日行う部活動。最大の目的は競技レベルのアップにほかならない。指導者にも新たな知識の習得が望まれる。

もうひとつは、指導者とのコミュニケーション不足。
昔は「先生に子供を預けたから、先生にお任せ」という考えが中心だったが、社会情勢の変化により、その考え方も難しくなってきた。そもそも、教員と生徒“だけ”という関係は、あまりにもパワーバランスが悪い。大人と子供、指導する側と指導される側。「俺の言うことが聞けないのか」と人事権をちらつかされて言われると、言いなりになるしかない。某大学アメフト部のケースはあまりにも想像しやすい。
「部活は子供たちのもの」と言いながらも、実は「○○帝国」を作り上げ、自分に服従させたいだけだと思えるケースも耳にする。

しかしながら、それは多くの誤解が積み重なった結果とも言える。

指導者としての在り方を勘違いしている指導者。
「はい」しか答えのないクローズドクエスチョンを繰り返し、子供を制圧し、従わせる“戦後教育”をいまだに踏襲するというか、これしかやり方がわからない。しかも、それが正しいと誤解している。子供に答えを考えさせるオープンクエスチョンに即刻変えるできだと思う。

子供の理解不足。
指導者の説明不足、もしくは言っていることを理解できていない子供が家で愚痴を言い、親がそれを受けて指導者批判をする。それを聞いた子供が学校でほかの子供に言い、今度はその子供が家に帰り親に愚痴を言う。そして最後には、それを聞いた親たちが集まり、一斉に指導者批判を始める。こうなったらそのチームは終わり。説明不足の指導者、自分の子供しか見ていない親、大人のせいで子供が潰れることになる。

それを防ぐためには、指導者と保護者という大人同士が考えを共有する必要がある。

そこで、父母会がある部活に関しては、懇親会を薦めたい。年に一度、新チームになった時でいい。指導方針、チームの作り方、最終目標など、指導者の考え方を親が聞く機会があってほしい。親が指導者の考えを理解していれば、子供が悩んで帰ってきた時に適切な言葉を掛けてあげられるのではないだろうか。その言葉によって、子供はしっかりと前を向けるはずだ。

チーム作りが上手くいったチーム、そうでないチームがあると思う。上手くいかなかった原因は何だったのかと考えることもあるだろう。しかし、どんなチームであれ、頑張った子供は応援に値する。

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聖隷クリストファー




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