編集長のひとりごと

大事なのは終わり方。

歳のせいか、一年が過ぎるのが実に早い。

浜松の高校の部活動を応援する『ジュニアアスリートプラス』を創刊して一年が過ぎ、再びこの時期、インターハイの予選の時期がやってきた。すでに予選リーグが行われている競技もあるが、多くの競技では、間もなく、高校3年生“最後の夏”が始まる。一般的には、「高校3年間の総決算…」と言われるが、実質は2年間。あっという間だ。

期待に胸膨らませ入部した高校1年生。
学校に馴染み、部活についていけるようになった頃にはすでに秋。冬場の地味な練習に愚痴っているとすぐに2年生になる。
2年生になると、すぐさま3年生は最後の試合を迎え、気付けば最上級生。突然、思い上がりな言動が始まる。学校にもすっかり慣れ、部活はすっかり馴れ合いに。口を揃えるのは練習や選手起用に対しての不平不満。そんなことばかりを言っているうちに、今度は自分の引退が迫る。

ここまで来ると、「もうやれることはない」とばかりに、当たり前のように“審判の日”を待つ。
そして、日常的に最後の部活動が“終わる”。

高校の部活動にとって、最も大切なことは“終わり方”。

小学校、中学校、そして高校と、必死になって取り組んだ部活動も、ほとんどの子は高校で終わり。
この先の人生、こんなに真剣になってスポーツに取り組むことは、まず“ない”。だからこそ、終わり方にはこだわりたい。とはいえ、ここからの技術的な大きな向上や、大幅なチーム力アップは望めない。

目を向けたいのは、“心の在り方”。
最後の戦いに挑む心構えひとつで、相応しい終わり方ができると思う。

最後の大会を目前に控えた今だからこそ、自分に問いかけてみてほしい。

「なぜ、そのスポーツを始めたのか?」、「なぜ、今も続けているのか?」、「なぜ、この高校のこの部活に入ったのか?」と。

娘が高校3年生となった今、我が家の部活動も間もなく終わる。
小学4年生でバレーボールを始めて約8年。バレーの楽しさを知ったであろう小学校時代を経て、強豪バレーボール部で本当のバレーに触れ、最初の目標は達成できた。
中学での忘れ物を取りにいくために高校を決め、努力は重ねてきた。
その努力が、忘れ物を取りに行ける類のものかどうかは、彼女が一番よく分かっている。
それについては親の出る幕はない。「あの時あ~しとけば良かったのに」と言う親もいるだろうが、それは違う。

過ぎ去った日々を嘆いても全く意味がない。
振り返るべきは過去の記憶。懸命に打ち込んでいた時の想いだ。

多くの子は好きだから続けてきたはずだし、面白そうだから始めてみたはず。その時の想いを呼び起こして、大会に臨むことができたならば、その先には、掛け替えのない“終わり方”が待っている。

そして、想いを呼び起こすのは親御さんも同様。

「ウチの子は試合に出ないから」と、試合会場に足を運ばない親御さんも僅かながらにいる。親として、部活の最後の仕事。それは、“サポートの在り方”を子供に見せることではないだろうか。

将来、子供がどんな親になってほしいのか。
仲間を全力でサポートできる親なのか、それとも、自分の子供のことしか考えない親なのか。

子供は親の言動をしっかりと見ている。

「子供が一番頑張っていた時はいつ?」。
その時のことを想い起こしてほしい。

“終わり方”が大事なのは子供だけではない。
親にとっても大事なことなのだ。

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